レアル8強 Cロナ2発で13点目
「欧州CL・決勝T1回戦第2戦、レアル・マドリード3-1シャルケ」(18日、マドリード)
レアル・マドリード(スペイン)はホームでシャルケ(ドイツ)と対戦し、ポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(29)の2得点などにより3‐1で下し、2戦合計9‐2と圧倒した。シャルケのDF内田篤人(25)は右脚負傷で欠場した。チェルシー(イングランド)は本拠地でガラタサライ(トルコ)に2‐0で勝ち、2戦合計3‐1とし、Rマドリードとともに準々決勝に進出した。
レアル・マドリードは6‐1で大勝した第1戦で8強入りをほぼ確実にしていたが、緩みなく攻めて約6万5千人のホーム観衆を満足させた。際立ったのがフル出場したC・ロナウドの決定力。「起用に何のためらいもなかった」というアンチェロッティ監督の厚い信頼に2点で応えた。
前半21分、右折り返しを流し込んで先制。同点の後半29分には中盤から爆発的なスピードでドリブル突破し、鋭い右足シュートを決めた。
C・ロナウドは今大会13点。2季前にメッシ(バルセロナ)が出した14得点の最多記録にあと1とした。シャルケのケラー監督は「彼の質は素晴らしかった」と脱帽した。
チームは昨年10月のスペイン1部リーグでバルセロナに敗れて以来、公式戦で無敗。23日にはその宿敵とホームで戦う。Rマドリードの公式サイトによると、この日2アシストのベールは「いい流れにある。バルセロナ戦に向けて準備したい」と自信をみなぎらせた。