Ｊ１・Ｃ大阪に今季加入したウルグアイ代表ＦＷディエゴ・フォルラン（３４）が２７日、大阪市内の舞洲練習場で記者会見した。取材依頼が殺到し、１０社以上のメディアが合同で行う異例の形式で約３０分間、質疑に応じた。

　Ｊリーグは開幕から４試合を経過し、２３日の鹿島戦では待望のＪ初ゴール。２０１０年Ｗ杯南アフリカ大会の得点王＆ＭＶＰは「全試合、難しい試合になるくらい、レベルは高い。世界的に見ても、子供や女性が一緒に見に来られるのは日本が持ってる最高の環境」と充実感を漂わせた。

　日本代表ＦＷ柿谷曜一朗（２４）とのコンビにも手応え。「相棒としてゴールを決め、勝利を積み重ねること。彼となら絶対にやっていけると確信」と語った。

　６月に控えるＷ杯ブラジル大会に向けては、「試合に出続けることが代表につながる」と日本でのプレーがプラスであることを強調。「予選リーグを突破することを考えたい」と意気込んだ。

　この日、舞洲練習場には１０００人以上のファンが駆け付け、練習後、１人１人に丁寧にサインを行ったフォルラン。人気は過熱するばかりだ。