フォルラン、日本移籍のリスク「ない」
10年W杯南アフリカ大会でMVPと得点王に輝いたウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)が、大阪市此花区で報道陣の共同インタビューに応じた。
自身3度目のW杯に日本から挑む。W杯イヤーに母国から遠く離れ、代表スタッフの目が届きにくい日本に移籍したリスクについてFWフォルランは「それはない」ときっぱりと否定。「まず試合に出ることが大事だし、ビデオなど選手をチェックするための手段はいくらでもある」と周囲の心配を一蹴した。
史上初となる2大会連続の得点王も期待されるが、「そういうことは全く考えていない。MVPや得点王は狙って取ったものではなく、ベストを尽くすことの積み重ねでなったもの。やるべきことを意識してやっていくことが代表につながるし、まずは自分のチームでのプレーを大事にしたい」。
年齢的にも集大成となるW杯に向けて、青い瞳のストライカーはどこまでも自然体だった。