バルサ来季監督にクロップ氏浮上

 サッカースペインリーグ、バルセロナのヘラルド・マルティノ監督の今季限りでの退団が確実な情勢となり、来季新監督の候補に現ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督らの名前が挙がっている。

 14日のスペイン紙スポルトによると、後任候補にクロップが挙がっている理由は、まず第一にドルトムント退団の意思を示していること。2017年までの契約を全うしないことが規定路線になっている。監督としては選手の長所を引き出し、チームに合ったスタイルで構成する能力を評価されている。またスペイン紙アスではクロップ招へいが失敗に終わった場合を想定して現ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が第2オプションだとみている。

 マルティノ監督の退団は確実な情勢。バルセロナで快適な状況ではなく、関係者にはすでに退団の意思を伝えているという。新シーズン終了までの2年契約があるもののクラブとの話し合いで契約破棄、あるいは期間短縮したうえで円満解決する見通しになっている。

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