差別問題でJがフェアプレー宣言
Jリーグが、J1浦和の差別的横断幕掲出問題や、八百長の警告を受けた問題などを受けて、脱不祥事をまとめた宣言を出すことが15日、分かった。この日、都内で開かれたJ1・J2実行委員会で議題に上り、ピッチ上、財務、ネット上を含む社会全般の3分野でのフェアプレー宣言を出すと確認。22日の理事会で決議した後に発表する。
社会全般のフェアプレーは、競技場外の生活一般だけではなく、ツイッターやフェイスブックのようなインターネット上でも、人種差別をしたり、他者を傷つけたりすることを慎むよう呼びかける。あるJリーグ関係者は「選手は競技場だけではなく、それ以外の場所でも見られている」と、意識の高まりを期待した。