Aマドリード無念 本拠で0-0ドロー
「欧州CL準決勝第1戦、アトレチコ・マドリード0‐0チェルシー」(22日、マドリード)
40季ぶりに4強入りしたアトレチコ・マドリード(スペイン)が0‐0で、2大会ぶりの優勝を狙うチェルシー(イングランド)とホームで引き分けた。Aマドリードは終始攻勢を仕掛けたが、チェルシーの堅い守りを最後まで崩せなかった。第2戦はチェルシーの本拠地ロンドンで30日に実施される。
こじ開けられなかった。アトレチコ・マドリードはホームの大歓声を背に攻め込んだが人数をかけて守備を固めたチェルシーを崩せず無得点。シメオネ監督は「中央からもサイドからも攻めたが、突破できなかった」と無念さをにじませた。
欧州連盟(UEFA)によると、ボール支配率は62%。前半34分のスアレスのシュートや、後半34分のアルダのヘディングシュートなど幾つも決定機はあった。ガビは「最初から最後まで勝ちにいったが、後味が悪いね」と悔しがった。
第2戦に40季ぶりの決勝進出を懸ける。監督は「この引き分けでチェルシーが有利だ」と言うが、表情に気後れは見られない。「次はもっといいプレーをしなくては」と闘志を燃やした。