Cロナ2発でレアルがCL決勝進出
「欧州CL・準決勝第2戦、バイエルン・ミュンヘン0-4レアル・マドリード」(29日、ミュンヘン)
スペインリーグ、レアル・マドリードのFWクリスチアノ・ロナウドがCL記録を樹立した。ロナウドは、この日のバイエルン戦でチームの3、4点目を挙げ、自身の今大会のゴール数を16とした。1シーズンでのCL個人得点数としては新記録。試合前の段階で並んでいたFWファン・ニステルローイ(当時マンチェスターU)とFWメッシ(バルセロナ)の記録を2ゴール上回った。
なお、同大会の通算ゴールでも67点でFWメッシと並んで歴代2位。トップのFWラウール(71得点)に4ゴール差と迫っている。
ロナウドは試合後「新記録達成まであと1点のところまで来ていたことは知っていたし、狙っていた。記録をうれしく思うけど一番欲しいはタイトルを勝ち取ること」とコメントした。
チームについては「ここまで3大会続けて準決勝で負けていたが、僕らは相応しい形で決勝へ進むことになった。アンチェロッティが精神面などすべてを変えた。僕らはタイトルを賭けて戦う。相手はどこでもいい」と、決勝で戦う可能性のあるチェルシーを指揮する前監督のモウリーニョ氏を意識したとも受け取れる発言をした。