「日本代表・Ｗ杯直前合宿」（１日、米フロリダ州・クリアウオーター）

　サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が１日、国際親善試合コスタリカ戦（タンパ・２日＝日本時間３日）の前日会見に出席した。

　試合のテーマについて、「プレーの内容もあるんですが、本番へ向けてのプログラムがある。特にそれぞれの選手のコンディションもある。出場時間の制限もあるので、気を遣って戦っていきたいと思う」と語った。

　「フレンドリーマッチでも結果を、という期待はよく分かっているが、監督の立場ではいかに本番に合わせていくかということに焦点を絞っている」と調整に重点を置くとした。また、高温多湿な試合環境になるが、「高温多湿なところでインテンシティー（集中性、密度）を持ったサッカーを展開するのは難しいが、本番ではやらなければならないので、適応するのが大事だ」とＷ杯本大会の気候を意識した。

　チームへの要求については「チームは判断力や頭のキレを高めてほしいというオーダーを出そうと思っている」とした。