スペイン連覇へ完璧デモ!ビリャ2得点
「国際親善試合、スペイン2‐0エルサルバドル」(7日、米ランドーバー)
サッカーの国際親善試合は7日、各地で行われ、W杯ブラジル大会で2連覇を狙うスペインはエルサルバドルに2‐0で勝った。途中出場のビリャが2得点した。
W杯出場チーム同士の対戦では、米国がナイジェリアに2‐1で勝利。イングランドはホンジュラスと0‐0で引き分けた。
アルゼンチンはメッシの得点などでスロベニアを2‐0と下した。ベルギーはチュニジアに1‐0で勝ち、カメルーンはモルドバを1‐0で退けた。
安全第一でも地力の差は明らかだった。スペインがエルサルバドルに2‐0で快勝した。右太もも裏を痛めていたディエゴコスタは後半29分までプレーし、持ち前の力強さを発揮。2得点のビリャやシルバら途中出場の選手も力を見せた。デルボスケ監督は「W杯へ、見通しは明るい」と喜んだ。
ボール支配率は79・3%と圧倒した。中央の密集地帯を避けて負傷のリスクを極力減らしながらも、細かいパス回しに2点の起点となったサイドチェンジのロングボールも交え、多彩に攻めた。指揮官は「スペースがなかったが、W杯でもそうなるだろうと思う。それでも主導権を握りたい」と攻撃サッカーを貫く構えだ。
オランダとの初戦を13日に控える。2連覇へ最初の関門がいきなりやってくるが、監督は「前回準優勝チームに敬意は払うが、恐れることはない」ときっぱり言った。