アブラモビッチ氏がスペイン進出か

 チェルシー(イングランド)のオーナーである“石油王”アブラモビッチ氏が、スペイン2部リーグ、マジョルカの過半数の株を取得し、事実上のオーナーになるという。スペインの地元一般紙エル・ムンドが9日までに伝えている。

 記事によるとアブラモビッチ氏は、マジョルカの筆頭株主であるセラ・フェレール氏などから7月1日付けでクラブ株の55%を買い取ることで合意。所属選手のイスラエル代表GKアワテが現役引退し、実権を握ってクラブ運営する見通しだ。

 アブラモビッチ氏はチェルシーのほか、間接的ながらCSKAモスクワ(ロシア)とフィテッセ(オランダ)も所有。スペイン紙スポルトによると、今後マジョルカのほかコリンチャンス(ブラジル)など複数クラブにも資本参加する意向だという。

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