ペッツァC大阪いきなり紅白戦で見極め
J1・C大阪のマルコ・ペッツァイオリ新監督(45)が17日、和歌山県串本町でのキャンプで始動した。午前と午後の2部練習で、午後は最後に紅白戦を行うなど、積極的なスタートを切った。
指揮官は「まずは選手を知ること」と話し、紅白戦は実戦での印象を把握するために行った。「テクニックに優れた選手が多い。みんな一生懸命取り組んでくれた」と振り返り、ボールの受け方や出し方など、細かい点まで大きな声で指示を出した。ワントップで起用した南野については「オフェンスのクオリティーは非常に高い。どこで使うかはこれから考えたい」と期待を寄せた。
現在暫定13位。具体的な順位などの目標は口にせず、「いい影響をチームに与えること」と「見にくる人が楽しめるサッカーをすること」を目指すとした。