柿谷、休日返上トレ 今後の動向は?
J1・C大阪の日本代表FW柿谷曜一朗(24)が28日、大阪市此花区の舞洲練習場を訪れ、約1時間のトレーニングを行った。
初めてのW杯を戦い終えた柿谷と同MF山口が帰阪したのは前日(27日)午後10時ごろ。クラブからは7月2日までオフを与えられていたが、2人とも自主的に返上した。
チームはミャンマー遠征のため主力選手は不在だったが、W杯の悔しさをぶつけるかのように時差ぼけと疲れの残る体を動かした。
欧州移籍も含めたW杯後の動向が注目される柿谷だが、今後については「まだ全然決めていない」と話すにとどめた。昨オフにはイタリア1部フィオレンティナから正式オファーが届いたが残留を決断。その後も引き続き複数の欧州クラブが興味を示している。
中断しているJリーグは7月15日の川崎戦(金鳥ス=長居)から再開されるため、残された時間も限られている。今後は残留も選択肢に入れながら、親しい関係者らに相談した上で、近日中にも結論を出す可能性がある。