ベルギー ウィルモッツ采配ズバリ!
「ブラジルW杯・1回戦、ベルギー2-1米国」(1日、サルバドル)
ベルギーは延長前半に2点を奪い、米国に2‐1で競り勝って28年ぶりに8強入りを果たした。
さえわたるタクトで、ベルギーが28年ぶりに8強入りした。ウィルモッツ監督は、不調により先発から外れていたFWルカクを延長から投入。21歳のエースは見違える働きで2得点に絡んだ。
1次リーグでも途中から起用した選手が全得点に絡んで3連勝。指揮官は「圧倒的に攻めるベルギーを見せられた。われわれは信じることをやめなかった」と胸を張った。
アザールら欧州のトップクラブで活躍するタレントをそろえるだけに、周囲が求めるレベルは高い。1次リーグの戦い方に「退屈」との批判も受けたというが、分厚い選手層を生かす手腕が光る。
若いチームは着実に自信をつけつつある。準々決勝はアルゼンチンと激突。アザールは「勝つ確率は五分五分だ」と不敵に笑った。