C大阪2年ぶり降格圏転落 7戦未勝利
「J1、新潟1-0C大阪」(2日、デンカS)
ついに一線を越えた。2連敗のC大阪が、12年第19節の柏戦で敗れて以来、2年ぶりにJ2降格圏内の16位に転落。主将の日本代表MF山口は「仕方ない」と、力なくつぶやいた。
ゴールが遠い。シュート6本は5月の第14節・浦和戦に並ぶ今季最少。決定機も数えるほどで、3試合連続無得点も当然の結果と言える。山口も「チャンスが少ない中、決め切らないと勝ちに結び付かない」と、もどかしそうに振り返った。
後半10分にはCKのチャンスからカウンターで失点した。ペッツァイオリ監督が「プロフェッショナルのリーグであってはならない」と断じた1点が、最後まで重くのしかかった。
7試合未勝利で、直近14試合でもわずか1勝。開幕前には優勝候補にも挙げられたC大阪が、出口の見えないトンネルに迷い込んだ。