香川残留アピールできた?マンU逆転V
「インターナショナル・チャンピオンズ杯・決勝戦、マンチェスターU3-1リバプール」(4日、マイアミ)
イングランド・プレミアリーグでMF香川真司(25)が所属するマンチェスター・ユナイテッドはリバプール(イングランド)に3‐1で逆転勝ちし、優勝した。香川は後半24分、MFマタに代わって出場し、勝利に貢献した。
香川が新シーズンを前に、タイトルを手に入れた。親善大会とはいえ、欧州8クラブの頂点に立ち、大会初制覇。もっとも、今季就任したファンハール監督は「負けるより勝った方がいいが、重要なのはリーグ開幕戦だ」と冷静だった。
チーム合流を前に「本当に楽しみなシーズン」と語っていた香川は後半24分にマタに代わって出場した。中盤で厳しい定位置争いを続ける香川はトップ下へ。今回、4戦続けて途中出場したものの、得点はなかった。
指揮官はクラブの公式サイトに「出場機会を得られない選手には移籍のチャンスを与える必要がある。前もって伝えなければならない」としており、開幕前に新天地を求める可能性もある。4日には、英紙がスペイン1部リーグ、アトレチコ・マドリードが獲得に乗り出す意向と報じた。
周囲の喧騒をよそに、まずはプレシーズンマッチで1冠を手にした。プレミアリーグ開幕戦は16日のスウォンジー戦。香川は再び輝きを放つか。