Ｊ１・Ｃ大阪のマルコ・ペッツァイオリ監督（４５）は６日、ドイツ紙が加入確実と報じている元ドイツ代表ＦＷカカウについて「リストに名前は挙がっている」と明かした。勝矢強化部長も「獲得候補の一人」と認めたが、交渉の進捗（しんちょく）状況については「言えない」と話すにとどめた。

　３３歳のカカウはドイツ１部リーグ・シュツットガルトを昨季限りで退団し、現在は無所属となっている。指揮官は「来てくれるなら８月半ばからプレーできる状態」と話した。

　７試合連続未勝利でＪ２降格圏内の１６位と低迷するＣ大阪は、３試合連続無得点と深刻な得点力不足に陥っている。勝矢氏は「前線の攻撃的な選手がほしい」とし、ブンデスリーガ通算８８得点のストライカーを残留への切り札とする。