柏やった初タイトル!MF秋野に高評価

 「スルガ銀行チャンピオンシップ、柏2-1ラヌス」(6日、柏)

 昨季のJリーグ・ナビスコ杯優勝クラブと、昨季の南米カップ優勝クラブが対戦し、J1柏がラヌス(アルゼンチン)に競り勝ち、初優勝した。日本勢は2010年から5年連続のタイトル獲得。9月のアジア大会(韓国・仁川)に出場するU‐21日本代表候補のMF秋野央樹(19)は3バックの一角に入り無難にプレー。同代表の手倉森誠監督(46)も柔軟性を高く評価した。

 アジア大会メンバー入りへ、収穫ありの試合となった。本職はボランチの秋野はセンターバックに入り、体を張った。1失点はしたものの、90分を通じて奮闘。「どのポジションでもできるというのはあります」とユーティリティープレーヤーとして自信を深めた。

 ただ、試合中は1対1の競り合いで不利になるシーンもあり、「自分を狙ってくると思った」と弱気になる時間帯もあった。先輩DFの増嶋と連携をとって、体の強さで勝負をせずに冷静に立ち回った。視察した手倉森監督も「柔軟性を見せた。(距離を)離してとか、(ボールを)持たせて(から取る)とか。賢くプレーしていた」と評価した。

 今季のリーグ戦出場はまだ3試合。1試合でも多く実戦を経験することが重要になる。25人の代表候補から、20人のアジア大会メンバー入りへ。「監督がやりたいサッカーをするのが大事」と高い吸収力を福岡での代表候補合宿でも発揮する。

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