ドゥンガ監督ネイマールを“辛口評価”

 ブラジル代表の新監督に就任したドゥンガ氏が自国のエースであるスペイン1部リーグ、バルセロナのFWネイマールについて「まだクラック(名手)には達していない」と更なる成長が必要だと語った。17日付スペイン紙エル・ムンド・デポルティボなどが報じた。 

 辛口評価も、あくまで“愛情の裏返し”といったところか。ドゥンガ監督は雑誌とのインタビューで「ネイマールはブラジル最高の選手」とした上で「クラックと呼ばれるには世界タイトルを獲得しなければならない。ペレやガリンシャは10試合で6、7回勝利を決定付ける仕事をしていた。現在のサッカーではスペ‐スが少なく、相手のマークもきつくなっているから難しいが、それでも10試合のうちに5、6回は勝負を決めなければならない」と世界最高クラスの定義を示したという。

 また自身が先頭に立って来月からスタートすることになるブラジル代表については「若手とベテランをミックスし、新しい血を入れてそれぞれが競争して行く。誰が中心だとか、選手たちがリラックスしないようにやる」とゼロからのスタートを強調している。

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