ネイマール復活2発!スアレスも登場

 「親善試合、バルセロナ6‐0レオン」(18日、バルセロナ)

 サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナは18日、本拠地カンプノウでレオン(メキシコ)と親善試合を行い、W杯ブラジル大会での脊椎骨折から復帰したFWネイマール(22)=ブラジル=の2得点などで、6‐0と快勝した。後半には、W杯でかみつき事件を起こしたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(27)がリバプール(イングランド)からの移籍後初出場を果たした。

 覇権奪回を目指すバルサ攻撃陣の2枚看板が躍動した。ネイマールと新加入のスアレスがそれぞれプレー。本拠地のサポーターを大きく沸かせた。

 まずは負傷からの復帰を果たしたネイマールだ。先発して45分間プレー。前半11分にイニエスタのスルーパスで抜け出すと、飛び 出した相手GKをあざ笑う技ありのループ弾。さらに同43分にはメッシとのパス交換で抜け出し、GKに当たったこぼれ球をヒールキックで無人のゴールへ。「まずはピッチに戻ることが最初の夢」と語っていた王国の至宝が、完全復帰への第一歩を刻んだ。

 後半途中には、W杯で世界を騒がせた“かみつき男”が登場。スポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定で10月下旬まで公式戦に出られないスアレスだが、親善試合ということで終盤からプレー。「もう一度サッカー選手に戻れた気分だ」と話していた背番号9は、ボールタッチこそ数回だったものの、試合後はロッカールームでイニエスタと肩を並べて写真撮影。ツイッターで「今日は忘れられない日になった。愛情を示してくれた人たちみんな本当にあ りがとう」とメッセージを送った。

 ルイスエンリケ新監督は「ネイマールはいいプレーを見せた。他にない、素晴らしいチームができた」と語り、23日に開幕するリーグ戦での覇権奪回へ自信をのぞかせた。

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