岡崎チーム救った開幕弾「良かった」
「ドイツリーグ、パーダーボルン2-2マインツ」(24日、パーダーボルン)
マインツの岡崎慎司(28)はドイツリーグ初戦となるアウェーのパーダーボルン戦にワントップでフル出場。前半33分にFKのこぼれ球を押し込んで先制点を決め、同リーグでの通算得点を奥寺康彦の日本選手最多に並ぶ26に伸ばした。試合は2‐2で引き分けた。シュツットガルトのDF酒井高徳(23)は1‐1で引き分けた敵地でのボルシアMG戦にフル出場した。
岡崎が少ない好機を確実に得点につなげ、苦しんだマインツを救った。昨季、欧州主要リーグでの日本選手最多となる15点を挙げた点取り屋は、リーグ初戦できっちりと役割を果たし「負けなくて良かった」と安堵(あんど)。ドイツで迎える4度目のリーグ初戦で計3得点。相性がいい開幕戦でうまく滑り出した。
前半33分、目の前にこぼれてきたボールを冷静に蹴り込んで先制点。チームがその後に2点を失って迎えた後半ロスタイムには果敢なドリブルで反則を誘う。これで得たPKを味方が決め、マインツは敗戦を免れた。