岡崎4点目 100試合出場飾った
「ドイツリーグ、マインツ2-0ドルトムント」(20日、マインツ)
マインツの日本代表FW岡崎慎司(28)はリーグ通算100試合目となったホームのドルトムント戦にフル出場し、後半21分に今季4点目となる先制点を決めて2‐0の勝利に貢献した。ドルトムントのMF香川真司(25)は先発して後半20分に退き、MF丸岡満(18)は後半34分からリーグ戦に初出場した。
復帰した香川を擁するドルトムントとの対決として注目された一戦は「今までの、ドイツでのプレーの中でベストだった」と満面の笑みで自賛した岡崎のプレーが上回った。得点王争いで暫定トップとなる今季4点目で1部リーグ通算100試合出場を飾った。
0‐0の後半21分。唯一と言える決定機を生かした。右サイドで相手のマークを外した味方の低い折り返しをゴール前で押し込んだ。「突破してくれると思っていなかったけど。あれを決められたのはすごく良かった」と語った。
ポストプレーもほぼ完璧だった。チーム全体が押し込まれ、有利な状況でパスを受ける場面はほとんどなかった。それでも「ボールが来た時には集中して受けていたので、すごく時間をつくれた」と胸を張った。
得点直後には相手シュートが手に当たってPKを奪われたが、GKの好守でしのいだ。節目の一戦は「コツコツやってきた。それだけ」と控えめな岡崎にとって最高のゲームとなった。