武藤すっきり弾「肩の荷が下りた」
「J1、FC東京4-0徳島」(23日、味スタ)
日本代表での初ゴール以来となるFC東京FW武藤嘉紀(22)の得点は、裏のスペースへの抜け出しとドリブルという二つの持ち味を発揮した。代表戦後、まだ無得点だったことは意識していなかったと言うが、この日はFW2人が先に得点しただけに「肩の荷が下りた」と、すっきりした表情で話した。
この試合唯一のシュートを確実に決めた。後半32分。河野の縦パスに鋭く反応すると、俊足を生かしてDFと競り合いながら力強いドリブル。前に出てきたGKを冷静にかわして左足でゴールに流し込み、チーム3点目で勝利を決定づけた。
10月には再び代表戦がある。「決められるシュートを磨いていく。Jリーグで結果を出せばまた呼ばれる」と力強かった。