カカウ初弾あぁ空砲…C大阪に苦言も
「J1、C大阪1-2名古屋」(23日、ヤンマー)
誇りを踏みにじられたことが許せなかった。0‐2の後半22分、途中出場で移籍初ゴールを決めたC大阪FWカカウだったが、「勝利につながらなければ意味がない」と笑顔はなかった。
前半にミス絡みで2失点。後半は攻勢に転じるもあと1点が遠く2連敗を喫した。「危機感が足りない。ぬるい雰囲気を感じることがある。もっとプライドを懸けて戦う気持ちが必要」。カカウは厳しい言葉を並べてチームに苦言を呈した。
そろって敗れた残留争いのライバルに付き合い、降格圏脱出の好機を逃した。「絶対に勝たなくてはいけない試合だった。自分のキャリアに“降格”なんて文字は入れたくない」。その表情には怒りと失望が満ちていた。