鹿島10人柏に逆転負け 曽ケ端ミス連発
「J1、鹿島2-3柏」(18日、カシマ)
鹿島が10人の柏に逆転負けを喫した。2度のリードを奪いながら、GK曽ケ端が痛恨のミスを連発。2-1の後半24分、FWレアンドロのスルーパスに反応して飛び出すと、サイドに蹴り出さず、猛然と詰めてきたFWドゥドゥの背中に思い切りぶち当て、まさかの同点被弾。同45分にはMF太田の右足シュートを捕球する際、凸凹ピッチの変則的なバウンドに対応できず、取り損ねた。
前節・G大阪戦のVTRを見るような同スコアの逆転劇に、「見ての通り」と曽ケ端は渋い顔。3戦連続完封勝利の直後の2試合連続3失点の守乱に、日本代表DF西は「優勝を狙うチームの戦いではない」。残り6戦で、浦和とは勝ち点7差。歯がゆさだけが残る敗北だった。