監督辞任INAC 3戦連続ノーゴール
「なでしこリーグ、INAC神戸0-0新潟」(19日、ノエスタ)
成績不振のため15日に前田浩二監督が辞任したINAC神戸は、新潟と0-0で引き分けた。3試合未勝利のINAC神戸は、首位浦和が日テレに1-2で敗れたため、4連覇にわずかな望みをつないだ。上位リーグは各チーム残り4試合。
ゴールが遠い。終了間際の後半48分、FW川澄のCKに合わせたMF澤のヘッドがポストを直撃。INAC神戸が3試合連続無得点で引き分けに終わった。「しっかり入れないと厳しい」。澤は悔しさをにじませた。
浦和が敗れたため優勝への望みはつないだが、残り4試合で勝ち点差は10。4連覇の夢は次節にも断たれる。3戦未勝利の現状に、文会長は初めて試合後のロッカールームを訪れ、選手らにゲキを飛ばした。
前田監督が辞任。森コーチが代理で指揮を執ったが、チームを好転させるには至らなかった。後任について文会長は、日本人指導者を念頭に国内外を問わず3人ほどの候補者をリストアップしていると明言。週明けにも会談し、早急に次期監督を決める。