本田2ゴールで得点王争い!ミラン4位

 「イタリアリーグ、ベローナ1-3ACミラン」(19日、ベローナ)

 サッカーイタリア1部リーグ、ACミランの日本代表FW本田圭佑が19日のセリエA第7節ベローナ戦の2得点を決めた。今季合計6ゴールで、チームの4位躍進に大きく貢献している。

 海外成績としては2009-10シーズンのオランダ・VVVフェンロ時代の7試合5得点を上回るペースでゴールを量産。ミランの7試合16得点の3分の1以上を本田が挙げる活躍で、原動力となっている。ベローナ戦の2得点で得点ランキングでもユベントスFWテベスの6ゴールに並んだ。同日夜、ナポリМFカレヨンも2ゴールを決めたため、得点王争いは3人が6得点となった。

 これまでの日本人プレーヤーでリーグ戦に絞っていえば、元日本代表MF中田英寿氏がセリエAペルージャ移籍初年度の1998-99年に33試合出場10得点している。本田は、中村俊輔(現横浜M)のレッジーナ時代の2002-03年の32試合出場7得点という記録にあと1と迫っている。このペースであれば、イタリアの日本人選手の記録を更新する日も近いだろう。

 ベローナ戦後、インザギ監督は「夏から彼を理想的なポジションに置きたかった。4-3-3のフォーメーションを考えた時、本田がテクニック的にもフィジカル的にも適していると気付いたんだ」と、起用が的中した満足感を口にした。

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