C大阪、逆転勝ちで徳島に引導渡す
「J1、C大阪3-1徳島」(22日、金鳥スタ)
J1残留争いのライバルに引導を渡した。C大阪が逆転でリーグ戦3試合ぶりの白星を飾り、最下位徳島のJ2降格を確定させた。
1-1の後半25分、MF楠神が倒されて得たPKを自ら決めて勝ち越した。「入らなかったらサッカーを辞めよう」と強い覚悟でど真ん中に蹴り込んだ。移籍2年目の初ゴール。「ホッとしました」と胸をなで下ろした。
U-19アジア選手権(ミャンマー)から19日に帰国したばかりのMF南野もフル出場。14日間で5試合の過密日程にも「何が何でも勝ち点3が欲しかった」と走り抜いた。
リーグ戦で3得点以上挙げるのは8月16日の川崎戦以来。試合内容こそ乏しかったが、残留圏内の15位清水に勝ち点差2と迫った。残り5試合。「一番大事なのは勝利だ」。FWカカウは言い切った。