ジダン氏、仏お墨付きで指揮続行主張

 必要な資格を持たないまま指揮を執ったとしてスペイン協会から3カ月の活動停止処分を科せられたサッカー元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏がフランス協会の特別許可を根拠に、監督としての資格があると主張した。レアル・マドリードも同協会発行の証明書を根拠に活動禁止処分を出したスペイン協会の決定の撤回に向けた法的手続きに動くことにしている。28日のスペイン紙アスが報じている。

 フランスで監督ライセンス取得の勉強をしているジダン氏は来年5月にはすべての日程を終える予定。もっとも現状でもプロチームを指揮できるようフランス協会から特別許可があり、10月13日付で証明書も発行されている。コーチ過程でフランス代表選手時代のチームメートであるマケレレ氏とサニョル氏も同様の状況。前者はバスティア、後者はボルドー(ともに仏)で監督を務めている。

 アス紙の取材に対しジダン氏は「最初からトップレベルでチーム指揮することもできたが、落ち着いて取り組むため下のカテゴリーから始めたかった。そして私に対する風当たりが強くなった。理解できない」と話している。

 ジダン氏は今シーズンからレアル・マドリードの2軍チーム、RMカスティージャで監督に就任、先週末まで試合指揮を執っている。しかしフランスで取得した監督ライセンスでは所属リーグ(国内3部リーグに相当する2部B)で第一監督として活動することができない、とのスペイン監督協会からの指摘を受け、スペイン協会が27日に3カ月の活動停止を課した。

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