ドルト香川先制アシスト&ダメ押し弾
「ドイツ杯・2回戦、ザンクトパウリ0-3ドルトムント」(28日、ハンブルク)
MF香川真司(25)が先発したドルトムントは2部のザンクトパウリに3-0で快勝した。香川は先制点をアシストし、3点目を決めた。FW大迫勇也(24)と長沢和輝(22)のケルンは3部のデュイスブルクと対戦し、0-0からのPK戦を4-1で制した。MF細貝萌(28)とFW原口元気(23)のヘルタは3部のビーレフェルトに0-0からのPK戦を2-4で落とし、MF清武弘嗣(24)とDF酒井宏樹(24)のハノーバーは2部のアーレンに0-2で敗れた。
香川が公式戦で約1カ月半ぶりのゴールを挙げた。格下相手の国内カップ戦だったが、久々の得点に派手なガッツポーズで雄たけびを上げた。
ドルトムントは「クロップ監督就任以来最大の危機」(地元メディア)と評されるスランプの中にある。香川が前回得点したのは、ドイツ復帰戦だった9月13日のフライブルク戦。これを最後にリーグ戦で白星がなく、15位に低迷。その中で、ようやく今季公式戦2点目につなげた。
次節は王者バイエルン・ミュンヘンにアウェーで挑む。香川は「相手のホームだし、我慢する時間が長いと思う」と、覚悟を決めて最大の難関に挑む。