大久保FC東京と移籍交渉…古巣神戸も
FC東京は4日、獲得オファーを出している川崎の元日本代表FW大久保嘉人(32)と東京都内で移籍交渉に臨んだ。複数の関係者によると、日本人としてはクラブ歴代最高となる、破格の年俸9500万円(推定)の複数年契約を提示したとみられる。
代理人同席の下、立石強化部長がリーグ初優勝を狙う来季ビジョンとともに、今季リーグトップタイ15得点を挙げている大久保の必要性を説き、示した。
大久保はこの日、古巣の神戸、C大阪の強化関係者とも移籍交渉を持った。関係者によると、条件面では神戸が大きくリードしているという。東京の条件は慰留に努める川崎とほぼ同等とみられ、C大阪はJ1残留が大前提。返答期限は来週中で、大久保の最終結論が注目される。