「欧州ＣＬ・１次リーグ、ドルトムント４-１ガラタサライ」（４日、ドルトムント）

　Ｄ組は、ＭＦ香川真司（２５）がトップ下で先発し、後半１８分に退いたドルトムント（ドイツ）がホームでガラタサライ（トルコ）に４－１で快勝し、４連勝で２位以内が確定して１６強による決勝トーナメント進出を決めた。Ｂ組ではバーゼル（スイス）のＦＷ柿谷曜一朗（２４）が、４－０で大勝したホームのルドゴレツ（ブルガリア）戦でベンチ外だった。

　欧州ＣＬのドルトムントは強い。４得点の快勝で４連勝とし、早くも１次リーグ突破を決めた。クロップ監督は「試合で不安は一度も抱かなかった」とほめた。

　香川はトップ下で先発し、後半１１分の２点目を演出。直前にガラタサライのサポーターが発煙筒を投げ込むなどしたため、試合が中断した直後の右ＣＫ。「すごく怖かった。こんなの蹴りたくないと言った」と苦笑するがショートコーナーとしてから左足でクロスを上げ、最後はパパスタソプロスが決めた。

　途中出場のインモビレが２得点に絡むなど攻撃陣が活躍。国内リーグ５連敗の憂さを晴らし、指揮官は「前向きなことが多くある。これを味わいたい」と喜んだ。