讃岐J2残留へホームで長野を圧倒だ!

 「J2・J3入れ替え戦・第2戦、讃岐-長野」(7日、丸亀)

 J2讃岐は7日、香川県丸亀市の県立丸亀競技場で、J3の2位・長野とJ2・J3入れ替え戦第2戦を行う。3日は丸亀市内で全体練習を行い、入念に戦術を確認した。敵地での第1戦は0-0でドロー。厳しい状況に追い込まれたが、北野誠監督(47)が「ホームで圧倒したい」と話すなど、讃岐イレブンは力強くJ2残留を誓った。

 練習グラウンドに張り詰めた緊張感が漂う。J2残留が懸かる長野との入れ替え戦第2戦。運命の戦いに向け、讃岐・北野監督は強気の言葉を並べた。

 「スピードではウチが上回っていた。そこがこの1年、J2で成長した部分だし、選手たちは自信を持ったと思う。ホームでは圧倒したい」

 11月30日の第1戦は敵地で0-0のドロー。J2に残留するには第2戦で勝つか、0-0の場合は延長戦(前後半15分ずつ)を戦い、それでも決着がつかない場合はPK戦で勝つことが条件だ。1得点以上の引き分けの場合はアウェーゴールがある長野の勝ちとなり、讃岐は1年でのJ3降格が決まる。

 情勢は不利。しかし、指揮官を筆頭に悲観する者はいない。35歳のエースストライカー、FW木島良輔は「勝たなきゃいけないという状況の方が、シンプルでやりやすい」と言い切った。第1戦で決定的なチャンスを2本逃した。「ラスト一発勝負。必死こいて頑張ります」。故障に泣かされたこの1年。最後の力を振り絞り、ゴールを狙う。

 第1戦を無失点で切り抜けた守備陣には手応えがある。終盤は猛攻にさらされたが、集中を切らさなかった。DF藤井航大(23)は「この1試合で人生が変わる。絶対に失点はしない」と闘志をみなぎらせた。

 片道約8時間のバス移動だった第1戦に比べれは、次はホームの利もある。地元サポーターの声援が選手たちの背中を押すに違いない。1年間の集大成となる90分間。J2で培った底力を見せつけ、長野を圧倒する。

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