サンフレ雪中の有終星…無冠も来季へ光

 「J1、広島2-0仙台」(6日、Eスタ)

 サンフレッチェ広島が6日、2-0でベガルタ仙台に快勝し、ホームでの今季最終戦を白星で飾った。3連覇を逃し8位で終わったが、来季のV奪回へはずみのつく勝利だ。

 最後は笑顔で締めくくった。後半19分と22分に高萩がゴール。守備でも青山を中心に完封した。森保監督は「ホームで勝利したいという思いが勝ちにつながった」と安どした。

 夏場以降、勝ち点を伸ばせず失速した。佐藤がベンチ外になるなど空中分解の危機に陥ったが、指揮官が原点を見つめ直した。「立ち返り、やり続けたことがよかった」。目指す人もボールも動くサッカーを徹底し、チームを修復した。

 アジア・チャンピオンズリーグではクラブ史上初の16強入り。ナビスコ杯も7年ぶりの決勝に進出した。ハードな日程の中で結果を残し、森保監督は「若手が成長した。総合力は上がっている」と手応えをつかんだ。14年は無冠に終わったが、来季へは確かな光が差し込んでいる。

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