長友フル出場もインテル逆転負け

 「イタリア1部リーグ、インテル・ミラノ1-2ウディネーゼ」(7日、ミラノ)

 右肩脱臼から復帰したインテル・ミラノの日本代表DF長友祐都は右サイドバックでフル出場。チームは前半に先制したものの、後半に2点を奪われて逆転負けを喫した。

 長友は右肩脱臼の影響を見せないプレーでチームに貢献した。まずは序盤にイカルディからのパスを受け、きれいなクロスをゴール前に上げ、その後もこぼれ球を拾ってのセンタリングなどでチームの攻撃を活性化させた。

 チームも前半終了間際にFWイカルディのゴールで先制したが、後半に入って流れが一転。15分に同点とされると、26分にはFWパラシオの不用意なバックパスから逆転を許した。そのまま試合終了となり、インテルはまさかのミスで試合を落としてしまった。

 試合後の長友は、硬い表情で「お疲れ様です」とだけ言い残してミックスゾーンを通過。インテルはマンチーニ体制でのリーグ戦初勝利がお預けとなり、12位とますます苦境に陥っている。

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