メッシら3枚看板弾でバルサ1位突破
「スペインリーグ、バルセロナ3-1PSG」(10日、バルセロナ)
バルセロナがFWメッシ、ネイマール、ルイス・スアレスという3枚看板が初のそろい踏みで逆転勝ちを収め、チャンピオンズリーグのグループリーグを1位で突破した。
前半15分、元所属選手のFWイブラヒモビッチに先制点を許して怪しい雲行きになった。CL決勝トーナメントの戦いを有利に展開するためにもグループ1位を望んでいたが、そのためには勝つしかないという厳しい状況になっていた。
嫌な流れを断ち切ったのは、この試合でトップ下に入ったメッシだった。4分後の19分に同点ゴール。続いて41分にはネイマールが鮮やかなミドルシュートを決め、勝ち越しに成功して前半を終えた。後半32分にはネイマールのシュートを相手GKが弾き、こぼれ球をルイス・スアレスが押し込んで勝利を決定的にした。
ルイス・エンリケ監督はこの試合に合わせて、3-4-3の新布陣で送り込んだ。センターバック3人を基盤とし、マスチェラーノ、メッシを中盤の前後に置き、ネイマール、ルイス・スアレス、ペドロが最前線を務める。
本拠地カンプ・ノウでの初得点が価値ある勝利につながったルイス・スアレスは「このゴールが落ち着きと自信につながる」とコメント。ルイス・エンリケ監督は「より多くの戦術のオプションを持っていることでわれわれはもっと強くなる」と胸を張った。