長友、勝利に貢献 八百長疑惑問題は…
「イタリアリーグ、キエボ0-2インテル」(15日、ベローナ)
日本代表の長友佑都(28)が所属するインテル・ミラノは、敵地でキエボに2-0で勝利した。フル出場した長友は主に左サイドバックを務め、前半19分に先制点につながるクロスを送った。また、日本代表アギーレ監督の八百長疑惑問題については、戸惑いながら「信じてついていくしかない」と語るにとどめた。
長友は先制点に絡んで、国内リーグ戦でマンチーニ監督就任後の初勝利に貢献した。「ほっとしている」と言いつつも「最終的な精度の部分でまだまだ改善しなければいけない」と反省も忘れなかった。
前半19分だった。左サイドから長友が上げたクロスを中にいたイカルディがパス。最後はコバチッチがネットを揺らした。「よく(イカルディが)折り返してくれたし、コバチッチがしっかり決めてくれた。彼らの得点だと思う」と話した。
来年1月に日本代表の2連覇がかかるアジア・カップのメンバーにも順当に名を連ね、「今回も相当難しいとは思うけど、もちろん優勝を狙ってね」と力を込めた。
一方、日本代表のアギーレ監督が八百長疑惑の渦中にいることに関しては「僕もメディアの情報しか分からないんで」と戸惑い気味。「信じてついていくしか…」と言葉少なだった。