八百長問題で降格チームが損害賠償請求
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督が訴えられているスペイン1部リーグでの八百長問題で、スペインリーグのデポルティボが不当に2部降格したとして損害賠償を求める裁判を起こす構えを見せている。スペインのアス紙が24日、伝えた。
2011年のレバンテ対サラゴサ戦で、当時降格濃厚だったサラゴサが勝利して逆転で1部残留を決めた。この時にサラゴサが組織ぐるみで複数のレバンテ選手を買収したとの疑いがあり、関係者42人が起訴されている。
同紙によると、このサラゴサの“不当な勝利”のあおりを受けて2部降格となったデポルティボが経済的損失の補填を求めるという。なおデポルティボに対しては、八百長事件で被害者として起訴に踏み切った検察側が証人としての出廷を求めている。