カズ「チョーさんのために」ゴール宣言

 阪神・淡路大震災から20年となる17日にノエビアスタジアム神戸で開催されるサッカーの「阪神・淡路大震災20年 1・17チャリティーマッチ」(午後2時開始、デイリースポーツなど主催)の「感謝の集い」が16日、神戸市内のホテルで約400人を集めて行われた。神戸の現役・OB中心の「KOBE DREAMS」でプレーするFW三浦知良(47)=横浜FC=ら35人の選手も出席した。

 カズは「KOBE DREAMS」の監督を務める永島昭浩氏(50)、同メンバーの宮本恒靖氏(37)と、いずれも神戸でプレー経験のある3人とトークショーに参加。自身が初めて日本代表に招集された合宿で永島氏と同部屋だったことを明かし、「ゴールが一番盛り上がる瞬間。チョーさんのために点を取りたい」とゴール宣言した。

 「震災から20年という日に神戸でサッカーができることは幸せ。みんなでサッカーを楽しみたい」と、01年から05年7月まで4年半を過ごした神戸への思いも口にした。

 また、神戸のJリーグ昇格に尽力した永島氏も「語り継がなければいけないことがたくさんある。サッカーの力で全国に伝えたい」と意気込んだ。

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