J2岐阜の恩田社長が難病ALS公表

 J2岐阜の恩田聖敬社長(36)が30日、岐阜市内で記者会見し、筋肉を動かす神経が侵され全身が動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症していることを公表した。業務は引き続き行う意向。

 岐阜県出身の恩田社長は「私の夢は、FC岐阜が県民にとって、なくてはならない存在になること。引き続き岐阜県を元気にしていけるよう努めたい。社会とつながっているから前を向いてできる」と語った。既に走ることはできず、両手の握力も5キロ以下という。

 会見に同席した元日本代表選手のラモス瑠偉監督は「前向きな姿勢に感動しているし、社長に負けない強い気持ちで戦って多くの勝利を贈りたい」と話した。

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