日本人初!岡崎ブンデス2年連続10発
「ドイツリーグ、アウクスブルク0-2マインツ」(14日、アウクスブルク)
マインツの岡崎慎司(28)はアウェーでのアウクスブルク戦にフル出場し、2季連続の2桁得点となる今季10点目を決めた。チームは2-0で勝った。ヘルタの原口元気(23)は、内田篤人のシャルケとのホーム戦で後半24分から出てリーグ初ゴールを挙げた。内田は出番がなく、ヘルタの細貝萌はベンチ外だった。香川真司(25)のドルトムントは、ホームで大迫勇也と長沢和輝のケルンと0-0で引き分けた。香川は先発して後半16分に退き、大迫は後半30分からプレー。長沢はベンチ外だった。
「10点は自分の中での区切り」と話すマインツの岡崎にとって、2季連続2桁得点となった待望の今季10点目は豪快なゴールだった。前半32分、相手のパスをベルが奪い、すかさず逆襲に出た。デブラシスからのクロスに岡崎は右足を振り抜き、ゴール左に突き刺した。「久しぶりにああいうゴールが取れた」と満面に笑みを見せた。
日本代表の新監督にハリルホジッチ氏が就任した。「印象に残っていたチームを率いていた監督が、日本に来る。すごい偶然」と目を輝かせた。
昨年のW杯ブラジル大会で、同氏が率いたアルジェリアとドイツの激戦に衝撃を受けたという。「延長で負けたが、全員が精根尽きるまで走り切った。あの試合を見て、(自分が)日本代表として戦った試合が情けなく思えた」と明かす。「また新たな気持ちで臨めるので、個人的にすごく楽しみ」と代表での活動が待ち遠しくて仕方ないようだった。