岡崎ボルシアMG獲得報道「うれしい」
「ドイツリーグ、フライブルク2-3マインツ」(18日、フライブルク)
マインツの岡崎慎司(29)はフル出場した敵地のフライブルク戦で2得点して今季12点とし、3-2の勝利に貢献した。
マインツの岡崎が点取り屋の美学を体現した。ともに残留を争うフライブルクとの直接対決で2得点し、勝利に貢献。「ゴールという結果を出してチームを楽にできたのはストライカーらしかった」と胸を張った。
重苦しい雰囲気を前半の2点で打ち消した。39分の先制点は右クロスが流れてきたところを押し込み、終了間際の2点目は混戦から真っ先にこぼれ球を蹴り込んだ。「1点目は、あそこにいなかったら点にならなかった。2点目は反応が速かった」と自賛した。
これで12得点。5試合を残し、昨季の15得点以上の成績も視野に入った。上位を争うボルシアMGが獲得に動くと地元紙で報じられ、去就にも注目が集まる。
日本代表ストライカーは「地道にやってきた自負がある。評価されているのは素直にうれしい」と語る。ステップアップのため、FWとして開花させてくれたマインツの1部残留を決めることが重要だ。恩返しの思いも胸に、ゴール量産を誓っている。