讃岐シュート11本も…ホームで痛恨OG

 「J2、讃岐0-1岡山」(31日、丸亀)

 最後まで食い下がった。それでもゴールには届かなかった。ホームでのダービーマッチの敗戦。讃岐サポーターのため息がスタジアムを包んだ。

 前半は、FWアンドレアが敵陣に切り込み好機を演出した。後半に入り、MF沼田がまさかのオウンゴール。この1点が重くのしかかった。

 沼田は「ちゃんとクリアしていれば、何の問題もなかった」と肩を落とした。昨年の岡山戦では2得点を挙げた。今年も自らのゴールで勝利を狙っていただけに「残念な結果になってしまった」と唇をかんだ。

 ダービーマッチ独特の緊張感。敗戦の中でも、チームは意地も見せた。ディフェンス陣は最後まで統率を乱さなかった。岡山のアタックを阻み、90分間で許したシュートは3本。そして鋭いカウンターで再三攻め込んだ。攻めきれなかったが、収穫もあった。気持ちを切り替えて、6日の大宮戦に臨む。

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