C大阪、フォルランと契約更新せず
J2、C大阪の玉田稔社長(61)は6日、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(36)に対し、7月末に切れる契約を延長しないと通達したことを明らかにした。
玉田社長は「現状の条件では更新できないと伝えた」と説明。7月末まで試合に出場するか、フォルラン側が金銭面での条件の見直しを求めてくるかどうかなどは「長引かせる必要はない」とし、話し合いの場を設けた上で来週中にも結論を出す意向を示した。
6日の愛媛戦は、アウトゥオリ監督の「こういう状況で試合に出すのは難しい」という判断でフォルランはベンチ外となり、スタンドで観戦した。試合前の報道陣の問いかけには無言で、終了後も足早に立ち去った。
今季は16試合で10得点を決めており、現在J2得点ランキングのトップに立っている。しかし、報酬は半年3億円ともいわれ、J2に降格したC大阪に契約を更新して払う余裕はなかった。フォルランとの契約を打ち切ることは既定路線でもあった。