G大阪3失点は今季初 苛立つ宇佐美

 「J1、名古屋3-2G大阪」(15日、パロ瑞穂)

 G大阪にとっては痛すぎる敗戦だ。前半8分に先制し、同30分に追加点を奪いながら、“自滅”して逆転負けした。

 ハーフタイムに、長谷川監督から「0-0の気持ちでいこう」という指示があったものの、後半4分に失点。30分に同点にされると、負けていないのに浮き足だち、最後はミスから逆転を許した。

 指揮官は、精彩を欠いたFW宇佐美貴史(23)について「ジャッジにいらついていたところもあったし、後ろと助け合う気持ちが欲しかった」と評した。後半24分に交代させ、献身的なプレーをした名古屋のFW永井謙佑(26)や川又堅碁(25)を引き合いに「見習ってほしい」と指摘した。

 3点目を取り切れなかったのは敗因のひとつだが、3失点は今季初。第1S最少失点を誇った守備陣が崩れた。

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