デヘア問題でレアルとマンUが泥仕合

 サッカーイングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デヘアのレアル・マドリードへ移籍するための必要書類の送付が遅れて移籍が実現しなかった件で、スペイン、イングランドの両クラブが相手側の手続き遂行に問題があったと責任転嫁の泥仕合を演じた。2日のスペイン紙マルカが報じた。

 先制攻撃したのはレアル。1日午後に公式サイトで「ユナイテッドは昨日(8月31日)までデヘアの移籍交渉に応じず、一旦は合意に達しながらもその8時間後、午後9時43分になって合意条項の一部変更を求めてきた」などと事情を説明。その後の選手とのサイン、最終の書類届け出に支障が出たとした。

 マンチェスター・Uは当地時間夜に同じく公式声明で対抗。「デヘアに対するオファーは31日昼までなく、同午後11時40分に契約遂行に支障をきたす恐れがあるため条項変更の必要性があることが分かり、正規の形でのデヘアの移籍に文書を受け取ったのは同11時55分。ただこの時点でケイロル・ナバスの文書は揃っていなかった」と逆にR・マドリード側の不備が移籍実現しなかった理由だとした。

 この点についてデヘア本人はこれまでのところ何のコメントも出していない。ただスペイン復帰の意思を固めていた選手の落胆は大きく、今後マンチェスター・Uが提示する予定の契約延長にも影響することになりそうだ。一方レアルは引き続き所属選手となるGKナバスに対し謝罪したという。

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