日本代表強化拠点 19年に一部使用可へ
日本サッカー協会と千葉県は11日、県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)における「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター」設置に向けた基本協定を締結した。
総工費40億円で敷地面積14ヘクタールに天然芝2面、人工芝1面の他、フットサルコートなども備える予定。独立採算で運用しているJヴィレッジ(福島県)などと異なり、協会が管理する初の専有施設となる。日本協会の大仁邦弥会長(70)は「日本代表の強化拠点として世界レベルの施設を目指したい」と語った。
着工時期は未定だが、東京五輪キャンプ地誘致の意向を持つ県の要望を受け、五輪前年の19年中に一部施設の使用可能を目指す。
幕張には日本代表FW本田が自身の専用グラウンドを設立することも発表しており、千葉県の森田健作知事は「千葉県に七夕と盆と正月が一緒に来た」と喜びを口にした。