J2大宮・富山、救急搬送以来のゴール
「J2、東京V0-1大宮」(23日、味の素スタジアム)
首位・大宮は、途中出場したFW富山貴光(24)が決勝点を決めた。
後半41分、エリア右から豪快に左足を振り抜き、新人だった2013年5月6日の広島戦以来の得点となった。当時はゴール直後に相手GKと頭がぶつかり、両者が脳振とう。ピッチに救急車が入る事態となった。
富山はその後、ゴールがなく、チームもJ2へ降格していた。「自信をなくした時期も、モチベーションが上がらない時期もありましたが、シュート練習は欠かさなかった。練習は裏切らないとはこういうことですね」と笑顔を見せた。