INAC神戸ドローで日テレが1位通過

 「なでしこリーグ、INAC神戸0‐0浦和」(27日、ノエビアスタジアム神戸)

 日テレが大阪高槻を6‐1で下し、浦和と0‐0で引き分けた前節首位のINAC神戸を勝ち点1差で逆転し、シリーズ1位通過を決めた。年間優勝を1回戦総当たりで争うエキサイティングシリーズ・上位リーグには日テレとINAC神戸、3位仙台、4位千葉、5位新潟、6位浦和が進んだ。7~10位は下位リーグで残留を争う。

 INAC神戸は勝てば首位通過だった状況で、前節に続いてスコアレスドロー。前半は高瀬や大野の単独の仕掛けが目立った。後半は澤のヘディングも、途中出場の川澄が放ったシュートも枠を外れた。リーグ終盤の失速が響き、澤は「戦う気持ちやハードワークが足りない。ベテランが必死にやっているのを若手が感じないといけない」と厳しい表情だった。

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