メッシ不在のバルサ苦しみながら逆転星

 「欧州CL・1次リーグE組、バルセロナ2‐1レーバークーゼン」(29日、バルセロナ)

 サッカー欧州チャンピオンズリーグが開催され、エースのFWリオネル・メッシを欠く初戦で、前回優勝のバルセロナ(スペイン)が大苦戦。本拠地で敗戦色が色濃くなっていたところから終盤の連続ゴールでレーバークーゼン(ドイツ)に逆転劇を演じた。

 一進一退の勝負を演じていた22分、レバークーゼンがコーナーキックから先制。その後もバルセロナはボールこそ支配するもののドイツチームは速攻から得点の気配を感じさせる展開に。バルセロナは前半終了前にFWネイマールとFWサンドロが、レバークーゼンは後半開始すぐに決定機を迎えた。

 前がかりになったバルセロナは後半35分、交代出場のFWエルハダディのシュートをGKが弾いたところ、同じく途中出場のMFセルジロベルトがボールを押し込み同点に。続く同37分、またもエルハダディのパスを受けたFWルイス・スアレスが右足で決勝ゴール。ウルグアイ人選手は得点後に両手を広げ、10本指で背番号10のメッシにメッセージを送った。

 もっとも、試合では主将のMFイニエスタが負傷退場。ハムストリングを負傷し全治4週間の戦線離脱になる見込みで、メッシ、MFラフィーニャ、DFフェルメーレンに続く長期の不在になる。FIFAの制裁により年明けまで補強ができない状況で、手薄な選手層は今後の戦いに影響を与えることも考えられる。

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