C大阪アウトゥオリ監督 辞任否定も…
10日の北九州戦後のロッカールームで辞意を表明したと一部で報じられたJ2C大阪のアウトゥオリ監督(59)は12日、予定通り大阪市内の練習場に現れ、「辞めると言ったのなら僕はここにいない。そのような発言をした可能性はゼロ」などと完全否定した。
前日11日には、玉田稔社長、大熊清強化部長と事情聴取も含めた話し合いの場が設けられ、今後について2時間以上議論を交わした。大熊強化部長は、指揮官が選手を鼓舞するべく「大きな決断をしなければいけない」と発した言葉が、辞意と捉えられてしまった可能性があるとした。
今季最大の目標をJ1昇格と定めていたC大阪は現在、自動昇格圏の2位まで勝ち点4差の4位。今季はこのままアウトゥオリ監督が指揮を執るとみられるが、来季については流動的。昨季も候補に挙がったKリーグ浦項を率いる黄善洪氏(47)や、蔚山監督の尹晶煥氏(42)らも後任候補に挙がっている。